【能登復興支援】のとじま水族館
のとじま水族館 × 再生研磨 – 復興への一歩
2024年1月、能登半島地震が発生し、多くの施設が甚大な被害を受けました。のとじま水族館も例外ではなく、館内の設備や展示水槽に深刻な影響が及びました。それでも、スタッフの皆様は懸命に復旧作業を進め、小さな水槽や設備は自らの手で修復に取り組まれていました。
巨大アクリル水槽の研磨
しかし、屋外のアクリル水槽など、大型の設備はスタッフだけの力では完全に修復することが困難でした。そこで私たちは曇ってしまったアクリル水槽を研磨し、透明な状態へと再生する施工を実施しました。これは単なる復旧作業ではなく、水族館が再び多くの人々に感動を届けるための、大切な一歩でした。
社会貢献できる喜び
このアクリル水槽の研磨依頼が来た時に、私たちの技術が復興支援、被災地の力になれる喜びを感じました。研磨技術で社会貢献することこそGRSの存在意義でもあります。完全無償での作業でしたが全国からGRSメンバーが集まってくれました。本当の意味での復興はまだ時間がかかりますが、一刻も早くイルカが戻ってきて子供たちにイルカショーを見てもらえるようにアクリルを綺麗に研磨しました。
能登半島復興に向けて
そして同年10月、新たなジンベエザメが水族館に迎え入れられました。のとじま水族館は、ただ復旧するだけではなく、新たな未来へ向けた挑戦を続けています。私たちは、研磨を通じて、水族館とともに能登半島の復興を支えられたことを誇りに思います。
透明な未来へ──これからものとじま水族館の輝きを守り続けます。
施工動画
追記
イルカショーが2025年3月に再開しました。
綺麗な水槽で泳ぐイルカや、それを見て子供たちが喜んでいるのを見るとうれしくなります。
