今回は雨天や凍結などが多いこの時期のトラブル…ズバリ
転倒についてご紹介いたします。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 目 次 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
1 コンビニやスーパー、デパートの入り口や床はなぜ滑る?
2 滑るタイルがなぜ使われる?
3 濡れて滑るメカニズムとは?
4 防滑という解決法
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【 コンビニやスーパーの入り口や床はなぜ滑る? 】
コンビニやスーパーやデパート、マンションのエントランスなど、光沢があってツルツルしているところで滑りそうになったり、実際に滑ったりしたことはありませんか?
傾斜がついていたり、段差があるところでは、うっかり転倒してしまいますよね。
じつは屋内・屋外を問わず、ケガや事故の中で大きな割合を占めているのが転倒事故なのです。
実際には、設備の所有者の責任を大きく認める判例が多くなり、当事者のみならず店舗や施設の管理者責任が問われているのです。
では、なぜこれらの床は滑るのでしょう? 答えはタイルにありそうです。

【 滑るタイルがなぜ使われる? 】
ツルツルするタイルは、ほとんど耐久性に優れているセラミックタイルというものです。
一様に白か、明るい色ですね。これはセラミックという素材が製造コストと加工性、耐久性に
優れた素材で導入しやすいメリットともう一つ大きな理由があるのです。
明るい色に反射させて室内の照明電力を軽減するという役目で、しかもその色が陳列商品や食べ物を美味しく見せるという色なのです。ただ、お客さまが転倒して事故になると困るので、雨の日にマットなどを置いていますが、逆に考えるとそこが一番滑るということです。
みなさん気をつけてください。
また、防滑施工にご興味がある店舗管理者の方は当社までご連絡ください。
GRS東京本部 03-6658-5822