上野動物園
上野動物園 × アクリル再生研磨 – 動物たちとの“まなざしの距離”をクリアに
日本を代表する歴史ある動物園、上野動物園では、多くの来園者が動物たちと近い距離でふれあえる展示が魅力です。中でも、アクリル越しに動物たちの姿を観察できる大型展示では、アクリルの透明度が“体験の質”に直結します。今回は、長年使用されたアクリルパネルに発生していたくもりや擦れキズの再生研磨施工を実施しました。
日々の積み重ねによる劣化を、職人技でリセット
動物展示のアクリルは、来園者の接触や清掃、紫外線の影響によって表面が白濁しやすく、視界を妨げる微細な傷が蓄積されていきます。GRSではまず、アクリルの状態を詳細に診断し、素材の厚みや動物への配慮も考慮しながら、ミクロン単位で透明度を回復させる研磨処理を行いました。安全性を確保しつつ、美観と耐久性の両立を実現しています。
動物たちの表情をもっと身近に
施工後は、視界が大きく改善され、来園者からも「動物の表情や動きがよく見えるようになった」と好評をいただいています。アクリルの透明感は、動物園での感動体験をより深くする重要な要素です。GRSは今後も、動物たちと人々をつなぐ“クリアな窓”を、再生研磨の技術で守り続けてまいります。
